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ThinkPad X22

はじめに

ここでは、ThinkPad X22の情報を提供しています。よくPCを購入したいが、どのぐらいのスペックが必要か一般の人に聞かれる事があります。私が利用しているPCでどの程度利用できるかが分かれば、多少の目安になると思いました。そのためこの記事を公開しています。

製品情報

  • Pentium Ⅲ-M 733Mhz
  • 640MB(512MBのメモリを増設)
  • 15GB

どの程度利用しているのか

私は、2006年3月現在、ThinkPad X22をメインマシンとして利用しています。数ヶ月前まではアップル・コンピュータのiBook G4 1.2Ghzをメインマシンとして利用していたのですが、サーバとしても兼任していたので、Unix系OSが基盤となっているので思い切ってサーバ専用マシンとしました。

動画としてQuickTime,WindowsMediaPlayerは十分に動作しますし、ネットサーフィンをするのにFirefoxブラウザもストレスなしに動作します。OSはWindows2000 ProfessionalにServicePack 4を適用しています。インターネットエクスプローラ6も特に起動や利用にストレスを感じる事はありません。メールソフトは、GmailというGoogle社のオンライン・ツールを利用しているので、ハードディスクにインストールされているものは使っていませんが、当然Outlookなどはストレスなく利用できると思います。

クリエイティブな職業な方は画像ソフトや画像編集ソフトを利用するので、このスペックでは使えないと思いますが、一般ユーザやプログラマには十分なスペックだと思います。またFPSなどのPCゲームをする方は、このPCでは無理だと思います。

CPUのスペックはPentium Ⅲの733MHzzですので、最近のマシンからは程遠いスペックですが、メモリを512MB増設しているので、スワップも発生する事なし問題ありませんが、例えば、Windows2000 Professionalを128MBのメモリで利用する場合は、スワップが多発するのでOSによってはメモリ増設が必須になると思います。Debian LinuxなどはGnome, KDEなどの統一ディスクトップ環境を使うのでなければ問題ないでしょう。

何故、遅いマシンを使うか

以前は、Pentium4 2.8GHzのハイスペックマシンをDual Displayでメインマシンとして利用していました。PCゲームをしたり、TV録画をしたり大変重宝しましたが、この時は、バックアップサーバマシンとしてCeleron333Mhz * 2のマシンをプログラムチェック,ベンチマーク、コンパイル速度測定に利用していました。その代用として利用する意味もあります。

また職業柄プログラミングをするのに遅いPCが有利だと日々感じたからです。業務上はハイスペックのPCを利用しますが、遅いPCを利用すると、いかに作業を早くこなすかを自然に身に付けることが出来ます。

自分が利用するツールは、極力シンプルなviエディタや、ショートカットの理解、シェルの補完やエディタの細部まで使いこなすようになります。

ハイスペックなマシンを使えば、それなりの新しい発想ややり方を身に付けるのでハイスペックを使いつづけるのも悪くはないと思います。3Dゲームを実装するのではなく、もっとレイヤーの低いプログラミングをするので、そういう方は、1台のスペックの低いPCを通電していつでも使えるようにしておくとよいかもしれません。

特に多言語のプログラミングをすると、コンパイルや実行時に言語の差を肌で感じます。最近は当然ハイスペックなPCでの開発が想定されているので、統合開発環境が充実しています。特にJava言語などは良い例でしょう。

自動補完や自動生成の充実した統合開発環境は、プログラミングを覚えるというよりは、ツールを覚えるのでMicrosoftのWordが使えるオペレータとなんら変わらなくなってしまうのに恐怖を感じるのと、言語設計者やオープンソースのプロジェクト参加者が依然としてCUIツール群を利用しているところも汎用的に利用するためにはシンプルなツールを組み合わせて応用する、Unixツール群の思想が案外適しているとおもっているため遅いマシンを自宅では利用しています。

マシンタイプの調べ方

以下のサイトからマシンタイプの取得が可能です。ThinkPadシリーズは、マイナーなバージョン修正が加えられているので販売時期によって、内部の部品が変更されている場合があります。どのようなメモリやハードディスクが搭載可能か調べてから、パーツを購入すべきでしょう。ThinkPadはlenovoのサポートサイトが非常に充実しているのでサポートの質問の前に多くの情報を調べられます。これはアップル・コンピュータのサポートなどと比べると非常にドキュメントを探す手間はありますが理解しやすいと感じます。

メモリの形式

ThinkPad X22のメモリ物理形式は、144PIN PC133 CL=3 SO-DIMM SDRAM 3.3v です。自作PCの場合は、CL=2でも相性問題が発生しづらい傾向がありますが、ThinkPad X22ではかなり相性問題があるようです。X22自体が、2006年発売の製品ではないので、メモリーは中古で入手する割合が多いと思います。私の場合は動作確認済みのIBM純正製品を購入しました。

再インストール

Windowsを再インストールをする場合、サービスパックやドライバをまたインストールしなければいけません。。Windowsが再起動を要求するので非常に面倒で手間が掛かります。このサービスパックやドライバのインストールをWindowsをインストールする時に自動化してくれるようにすれば非常に便利だと思います。

オープンソースで開発されているnLiteは、これらを可能にしてくれるISOイメージ作成ツールです。ほかにも再インストール時のユーザ入力を不要にするの完全自動化や、Acrobat ReaderやFirefoxの自動インストールなどアプリケーションの自動化などをGUIのウィザード形式で作成できます。

X22は1スピンドル(CD-ROMやハードディスクのように駆動ドライブが1つ)のPCです。そのため再インストールにはUSB接続のCD-ROMを利用することになります。ですがWindows2000の場合、サービスパック4を統合した起動可能なCD-Rを作成しても、INACCESSIBLE_BOOT_DEVICEとブルーバックの画面が表示され再インストールができません。

そのため、マイクロソフトが提供しているパッチを適用したインストーラが必要になってきます。

nLiteを使ってみると驚くほど簡単にインストーラが作成できました。Windows2000も問題なくインストールできました。

ドライバを統合したインストーラを今回は作成しなかったのですが、そのためThinkPadの技術サポートの強さがわかりました。ThinkVantageというツールをインストールして実行するとハードウェアを検索して必要なドライバをすべてインストールしてくれます。また最新のドライバもインターネット上から確認するので、ドライバを探し回る手間が省けました。

自分でPCを組み立てたりすると、最新のドライバをすべて取り込むが非常に手間なので、非常に驚きでした。ネットワークのドライバは、インテル製のPRO/100 VE Network Connectionである事を確認して、最初にインストールしなければ、TinkVantageを使えないのが唯一面倒なところだと思います。

WindowsXPのインストール

いまさらですが、あまっているハードディスクにX22にWindowsXPをインストールしてみました。Windows Vistaも来年に発売されるのでもう廃れるだろうという事でX22にインストール。4年位前に持っていたのに使っていなかった。。。

メモリを640MB搭載しているので特別パフォーマンスが悪いということは感じませんでした。一番の利点は、文字コードがWindows932からUTF-8に変わっていることかもしれません。

最近のLinuxやMac OSXもUTF-8を採用しているのでWindows932(Shift_JIS)であることが不便になってきている間もあります。

Windows2000でクラシックなWindowsに慣れていたので、ユーザインタフェースは クラシックスタイルに即変更して、パフォーマンス重視の設定にしました。こういう設定変更は、Mac OSXに比べると慣れているのもあるのと利用ユーザ数からみるユーザインタフェースを考えると便利だと思いました。

高い負荷やプログラミングを行ってみて、X22でも耐えられるようだったら、主に使っているハードディスクにインストールしてみようと思います。

更新履歴

  • 2006年7月03日 - WindowsXPのインストールの記事追加
  • 2006年5月29日 - 再インストールの記事追加


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